信じること
五行の「徳」の中の一つに「信」があります。
心と行いが一致しており、嘘がない状態のことです。
人を信じるということは、人と自分との間に揺るがない信頼関係が築かれることです。
1度でも嘘をついたり約束を忘れたりすれば、信頼は簡単に壊れます。
いちど失った信頼を再び取り戻すことはとても難しいです。
サロンド・ミネの9月の言葉は、
「人を信じよう その何倍も自分を信じよう」です。
人を信じること、なんとか自分を信じてくれる人に応えようと、日々邁進しているわけですが、
でもそれよりも難しいのは、自分自身を信じることかもしれないです。
自分が言ったこと、誓ったことを終わりまでやり遂げる。
単純なことですけど、今月、心新たにチャレンジしてみようと思います。
南田
おっちょこちょいが治らない

わたしはおっちょこちょいです。 最近も失敗をやらかしました。
父が「はっきりものが見えなくなった」と言うので眼科に付き添いました。
評判の眼科は駅近くの雑居ビルの中。
駅の近くは、一方通行の道で細い路地が入り組んでおり、ビルを見つけるのに思いのほか時間がかかりました。
外は大雨。車の中で、父がトイレに行きたいと言い出します。
病院の近くの駐車場に車を止め、病院のビルにたどり着くとまず、トイレを探しました。
2階フロアーの入り組んだ廊下の角にトイレをみつけましたが、なんとカードロック式。
カードキーを持った人しか使えない。
椅子が待合室から溢れて並べられている病院の受付に人をかき分け飛び込み、
「トイレに入りたいのですが鍵をおかりできますか?」と叫びました。
「受付番号を教えてください」
「いいえ、まだ受付していません」
「では診察券をお見せください」
「診察券もありません。今日初めて伺いました。トイレ行きたがっているのは年寄りで、がまんできないみたいなんですが!申し訳ありません!!」
トイレキーをお借りし、父もわたしも落ち着いたところで、渡された初診表に必要事項を書き込む余裕がやっとできました。
わたしが代筆します。
父の名、生年月日、住所を書き込んでいきます。
現在の症状欄のところで手が止まりました。
ん?症状の選択肢に丸をつけるようになっているのですが、「痛い」と「かゆい」の二択しかない?
がーん。
用紙のいちばん下に病院名が印刷されています。
そこは眼科でなく皮膚科でした。
平謝りして保険証を返していただき、皮膚科を出ると、眼科は廊下の曲がり角の先にありました。
診察に呼ばれる前に間違いに気がついて、ほんとうによかったです。
南田